Galaxy Railway Station Museum

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「惑星ラーメタル メーテルの肖像画のモデル」

第14展示室

ここでは、劇場版「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」で登場した、惑星ラーメタルの古城にあるメーテルの肖像画のモデルを紹介します。

『ジョヴァンナ・ダラゴーナの肖像』画
1518年油彩 120×96cm ルーブル美術館蔵

「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」より
(C)松本零士/東映アニメーション
惑星ラーメタルで、機械化人に追われミャウダーと鉄郎が逃げ込んだ、とある西洋の古城。そこに飾ってあったプロメシュームとメーテルにそっくりな肖像画。メーテルにそっくりな肖像画のモデルと思われる絵画がフランスのルーブル美術館にあるそうです。ラファエロという人物が描いた『アラゴンのジョヴァンナ』がそうです。人物そのものはモデルではありませんが、服装や背景など、おそらくこの絵画を参考にしていると思われます。右手の位置が違いますけどね。お手元にあるフィルムコミックやビデオ、DVDなどでメーテルの肖像画が登場するシーンで見比べてみて下さい。

作品解説(ルーブル日本語版DVD作品解説より)
『ジョヴァンナ・ダラゴーナの肖像』
ジュリオ・ピッピ(通称 ジュリオ・ロマーノ)
1518年

ルーブル美術館 グランド・ギャラリー、ドゥノン翼、2階
INV612

 気品あふれる若い婦人が4分の3正面観で描かれている。この婦人は穏やかな視線で見る者を釘付けにする。彼女は肘掛け椅子に腰かけているのだが、その椅子はゆったりとした豪華なドレスですっかり隠れてしまっている。ドレスはぴったりした胸元に対して、袖の部分には豊かにひだをとった非常に凝った作りだ。赤いベレー帽は宝石で飾られている。顔の部分の仕上げは、ジュリア・ロマーノの師であるラファエッロが行ったのだろう。卵形のかわいらしい顔を縁どるように、つややかな金髪を肩までおろしている。
 背景の左側にはボールト(半球状の屋根)の天井をのせた廊下があり、ロッジア(列柱廊)へとつながっている。ロッジアでは後ろ姿の2人の人物が、下に広がる庭園を眺めているようだ。ロッジアの天井には、ジュリオ・ロマーノがラファエッロの監督のもと、銀行家キージの別荘であるファルネジーネ荘に実際に描いた壁画が描き込まれている。
 長い間、この作品はナポリの有力者アスカニオ・コロンナの妻であったジョヴァンナ・ダラゴーナの死後、彼女を偲んで描かれた肖像と考えられてきた。しかし実際は、1518年頃のナポリ総督の妻、ドーニャ・イザベルがモデルである。イザベルはこのとき20歳、その美しさはイタリア各地の宮廷で話題にのぼるほどだった。
 これはフランス大使であった枢機卿ビッビエーナがラファエッロに注文した作品だが、弟子のジュリオ・ロマーノとの共同で制作された他のいくつかの作品と共に、フランソワ1世に贈られた。その後何十年にもわたって、豪華な肖像画の分野に影響を与えた。
(C)Le Louvre;R.M.N; Montpamasse Multimedia; 小学館
 
関連資料サイト
ルーブル美術館データーベース(フランス語)
「Raffaello SANTI, dit RAPHAEL」

ラファエッロ・サンティ
Raphael,Santi (1483-1520)
イタリア  盛期ルネサンス

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